葬儀や霊園について考える

墓石

葬儀霊園墓石

墓石の選び方

近年、一言でお墓といっても形やデザインが多様化してきました。
自分や故人のイメージにあった墓石を選ぶ注意点を紹介します。

墓石の選び方は形、色、石の種類を選びます。
形は和型、洋型、デザイン型があります。
形によって値段の相場は違いますし、使う石の種類によっても耐久性や吸水率なども違ってきます。
専門業者の意見を聞きながら選んでいきますが、ここで1つ注意したいことがあります。

それは信頼できる石材業者を選ぶことです。
石についての知識があり、しっかりアフターフォローをしてくれるところが大切です。
高級なものを押し付けるのではなく、自分の要望や意見を取り入れてくれ、その墓石についての長所、短所など石の特徴を説明してくれて、納得できる墓石選びができること。
また見積書や図面もきちんと提示してくれ、見積もりの詳しい説明、さらにアフターサービスについてもしっかり説明してくれる信頼できる業者を選ぶことが大切です。
人生でお墓を建てることは何度もあることではありません。
家と同じように、一生のうちに一度あるかないかです。
一度建てたお墓は長く使うことが多いので、信頼できる石材業者と話し合い、しっかり選んで納得できるお墓にしましょう。

樹木葬

お墓の後継者問題は、田舎だからとか都会だからとか関係なく問題になっていますよね。確かに現代日本において。「家」という観念は薄れてきていると言えるでしょうか。実際に、晩婚化がその顕著な表れだと思います。実際に結婚しないでいいなんて人も増えてきているそうなので、「家」を続かせる概念はあまりないのかもしれません。

悲しい話ですが、家は絶えたとしても、人が死んだら埋葬しなくてはなりません。最近は散骨などの自然葬が認知も向上し、選ばれるケースも多いと聞きます。その自然葬の一形式として注目を集めつつあるのが墓石を使わない樹木葬という埋葬方法です。
樹木葬の風景

これはその名の通り、樹木を植えて、そこに遺骨を撒きます。樹木自体が墓標のようなものです。もちろん後継者も不要なので今後のニーズとしては増えるかもしれません。ただ、整備されてる霊園での樹木葬ならいいのですが、そうでないところだとただそこらにばらまいているだけの散骨になりかねませんので注意しましょう。

整備されている樹木葬霊園